お知らせ

今年も呑み切りを行いました!

2015年7月3日 | ニュース, ブログ

今年もこの季節がやってまいりました。

呑み切り-4

そう、「初呑み切り(のみきり)」です。

 

「呑み切り」とは、お酒を貯蔵しているタンクの「呑み」と呼ばれる注ぎ口を開ける(切る)ことを指します。

吉乃川にある貯蔵タンクは大小合わせておよそ60本。

この時期、「呑み」を切って熟成度合いや味の変化を試飲し、貯蔵中のお酒の飲み頃時期を図るのです。

  呑み切り-3

製造にかかわる部署をはじめ、「パネラー」と呼ばれる利き酒能力に優れた社員たちが、

ひとつずつお酒を吟味し酒質や特徴を書類に記入していきます。

 

呑み切り-2

色や光沢、香りや水面の揺らぎ方を見るため、利き酒は蛇の目の大きなぐいのみで。

 

呑み切り-1

みな真剣なまなざしでお酒と向き合っています。

 

60本以上の酒を利くので、試飲は1日がかり!

お酒好きな方にはうらやましい(?)ようなこの行事ですが、

体力はもちろんのこと、集中力や判断力など神経を使うので

ふだんから酒に携わる社員でも終了後はへとへとになります。

それでも、皆様においしいお酒を届けるために呑み切りは欠かせません。

 

今回の「初呑み切り」で最も評価の高かったお酒は、

「今、いちばん飲みごろの酒」ということで商品化されます。

夏の間だけの限定商品を、是非味わってみてくださいね。

呑み切りサムネイル

蔵出しは7月14日(火)から。

楽天ショップ酒蔵資料館瓢亭でも14日より販売致します!

こちらもぜひご利用くださいませ◎