10月に入り、ようやく長岡にも秋が訪れました!残暑も落ち着き、新潟では朝夕の冷え込みが感じられるようになりました。蔵には新米を運ぶトラックが日々到着し、酒の仕込みを行う昌和蔵からは蒸気が白く立ち上り、構内には美味しい蒸米の香りが漂っています。10月24日には「新米仕込み新酒純米」が蔵出しとなります。遅まきながら美味しい秋の味覚やお燗酒が恋しくなる季節が到来しました。秋の行楽には、ぜひ醸蔵にお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちしております。
さて、新潟県内の料飲店にお邪魔して、吉乃川のお酒に合うおつまみを考えてもらうこのコーナー「ほろ酔いOneDish」。今回料理を作っていただくのは長岡市大手通りにあります「新天街 大鮨」さんです。今回は「厳選辛口 新酒」に合う料理を作っていただきました!
「厳選辛口 新酒」は、吉乃川の人気定番酒 厳選辛口の新酒です。令和6酒造年度の吉乃川第一号仕込みのしぼりたてのお酒をフレッシュなまま瓶詰めしました。新酒らしい爽やかな香りと味わいで、飲み心地も良く、後味のキレも良いお酒に仕上がりました。今期の酒造りへの蔵人たちの意気込みが感じられる一本をお愉しみください。
そして、料理を作ってくれる「新天街 大鮨」さんは、現在の店主諏訪部徹さんで三代目、今年で創業76年を迎える老舗のお鮨屋さんです。お店はいつも常連さんや家族連れでにぎわっており、日本海の魚介を中心にお寿司やお刺身はもちろんのこと一品料理も楽しめます。
今回は厳選辛口新酒に合う料理ということで「鰺のなめろう」を作っていただきました。
それでは、さっそくレシピの紹介です!
レシピはこちら ↓
★材料★
・鯵:半身(※三枚におろしたもの)
・味噌:60g
・大葉:2枚(なめろう用、盛り付け用 各1枚)
・醤油:少々
・万能ねぎ:適宜
・みょうが:適宜
・生姜:適宜(※すりおろしたもの)
・ごま:適宜
<酒塩(さかしお)>※海水より少し薄いくらい
・日本酒:お玉で半分くらい
・お塩:1%
・お水:お玉で半分くらい(※日本酒と同量)
・氷:2~3個
<作り方>
1、生鰺の半身を酒塩(さかしお)でさっと洗う。洗ったらキッチンペーパーで水分をよくとる。
POINT:切り身を酒塩で洗うと臭みが取れる。
2、皮を剥いたら鰺を細かく切る。
3、味噌を醤油で伸ばしたものに万能ねぎ、みょうが、すりおろした生姜、ごま、きざんだ大葉を加え、鰺と一緒にたたく。
POINT:醤油で味噌を伸ばすと鰺になじみやすくなる。鰺がねっとりしてきたらOK
4、お好みで白髪ねぎとすだちを添えて完成~
意外と簡単にできる「なめろう」。まな板の上でトントンとリズミカルにたたいているとアッという間にできあがり!!脂ののった鰺に味噌の複雑な旨みとコクが絡み合い、生姜やみょうがのアクセントがきいていて口の中で次々に味が変化していきます。そこにフレッシュでキレのよい厳選辛口新酒を合わせると鯵の旨みがさらに引き立ちます。鰺のたたき具合を変えたり、味噌の濃淡を変えたりして楽しむのもオススメです。
・鰺のなめろう 770円(税込)
そして、もう一つお店のオススメメニューはこちら!!
・味そ漬いくら 880円(税込)※期間限定
見た目も宝石のようにとてもきれいな「味そ漬いくら」。いくらの醤油漬けはよく聞きますが、新天街 大鮨さんでは珍しく味噌漬けを提供しています。この味噌漬けはとても手間暇かかる一品で、北海道産のいくらをハラコのまま、味噌とキッチンペーパーでミルフィーユ状に重ね、一晩ゆっくりと寝かせます。そのあと一粒一粒手作業で筋からはなします。醤油漬けとは違い、濃厚でねっとりとした食感を味わうことができます。口の中で一粒がはじけた後に味噌の風味がほんのりと広がり、新酒のさわやかさと相性がバツグンです。
毎年準備ができたら連絡をください!!と楽しみにされている方や、秋から冬にしか作れない為に時期を外れてご来店してしまって残念がる人、週に1、2度この味噌漬けをのり巻きにして食べるのを楽しみしている小学生がいたりと、一度食べたら必ずファンになるほどの人気です。ぜひ、この味をお店で厳選辛口新酒と一緒にご堪能ください。
今回の様子は10月12日(土)18時よりNST「スマイルスタジアム」内で放送されます!新潟県内でのみの放送となります。県外の方はyoutubeチャンネル「だいすき!にいがた!チャンネル」でご覧になれます。
「新天街 大鮨」
【住 所】新潟県長岡市大手通2-1-16
【電 話】0258-33-3215
【営業時間】17:00~22:30(L.O. 22:00)
【定 休 日】日曜日
【総 席 数】25席
いまの毎日を豊かにする「みなも」。
吉乃川30年ぶりの新ブランドです。
淡麗でありながらふくらみのある極みの一杯がその時をやさしく包み込みます。
「醸蔵」で造った
吉乃川のクラフトビール
よくあるご質問やキャップの開け方に関するご質問を掲載しています。
吉乃川が美味しく飲めるお店をご紹介しております。
2017~2024年に行ったフォトコンテストの作品アーカイブ集です。
吉乃川敷地内に「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」がオープンします。