ほろ酔いOneDish

第80回【港直送饗小屋 噺風(ものがたり)】×雪中貯蔵 純米

2025年5月10日 | ほろ酔いOneDish

5月に入り吉乃川構内では桜も終わり、うぐいすのさえずりが心地よく響き、見上げれば新緑と青空が広がり、穏やかな春のひとときが感じらるようになりました。そんな清々しい摂田屋の地を散策するのには今の季節が一番のオススメ!ちょっとひと息つきたい時や、ほろ酔い気分をゆったり楽しみたい時にはぜひ、吉乃川酒ミュージアム醸蔵にお立ち寄りください。スタッフが皆さまとお酒談義で花を咲かせたくお待ちしております。

 

さて、新潟県内の料飲店にお邪魔して、吉乃川のお酒に合うおつまみを考えてもらうこのコーナー「ほろ酔いOneDish」。今回料理を作っていただくのは長岡市殿町にあります「港直送饗小屋 噺風(ものがたり)」さんです。今回は雪中貯蔵 純米に合う料理を作っていただきました!

 

雪中貯蔵 純米は、雪国ならではの貯蔵方法で熟成した今が旬のお酒です。雪国では古来より、雪を活用して野菜や魚・肉などを保存する雪室貯蔵が行われてきました。吉乃川でも30年以上前から、冬になると蔵の敷地内に雪室を設置して、日本酒を貯蔵してきました。今年もしぼりたての純米酒をタンクごと雪で覆い、じっくり寝かせて雪解けとともに瓶詰めしてお届けします。フレッシュな香りを残しつつ、米の旨味が十分に引き立つ、なめらかな口当たりをお愉しみください。

 

そして、今回の料理を作っていただいた「港直送饗小屋 噺風(ものがたり)」さんは、地魚をメインで取り扱う長岡では珍しいお店です。店名にもある【饗小屋(きょうごや)】には、「おもてなしの心を大切にした小さなお店」という想いが込められており、居酒屋というよりも、落ち着いた雰囲気の割烹に近い佇まいのお店です。メインの魚介料理は、毎日の仕入れによって内容が変わり、和と洋がほどよく融合したメニュー構成で、何度訪れても新しい味に出会える楽しさがあります。店主・井口良治さんが、自ら山に入り山菜を採ったり、海や川で釣った魚介を提供することもあり、その日の「とっておき」が味わえるのも魅力のひとつ。時には、釣りが趣味の常連さんが自分で釣った魚を持ち込み、調理をお願いすることもあるそうです。自分で釣った魚がプロの手によって美味しい一皿に仕上がる――そんな特別な体験もまた、お酒との相性抜群で、格別な味わいになることでしょう。

 

 

今回は雪中貯蔵 純米に合う料理ということで店主の井口良治さんに「こごめのオーロラ和え」を作っていただきました。

それでは、さっそくレシピの紹介です!

★材料★

・こごめ:100g ※他の山菜でも可

・マヨネーズ:大さじ3

・塩:少々

 

 

<作り方>

 

 

POINT:こごめは、指で触って少し硬いくらいにして氷水で冷やす!!

 

 

今回の料理は、簡単オーロラソースを和えるだけ!!マヨネーズや醤油といった食べ方に、オーロラソースが新たに仲間入り!山菜の苦みも和らぎ、お酒のあてにも料理の一品にもおすすめです。山菜の独特な味わいを少し残しつつもマヨネーズのまろやかさとケチャップの酸味が黄金比となっていて、雪中貯蔵  純米のフレッシュな香りとこごめの香りを一層堪能することができます。この料理は井口さんが子供のころから食べているそうで、オーロラソースはいろいろな山菜で味わうことができるのでいろいろ試して欲しいとのことです。

 

・こごめのオーロラ和え 580円(税込)※期間限定

 

そして、もう一つお店のオススメメニューはこちら!!

・地魚 7種盛り 2人前 2,500円(税込) 

※仕入れ状況により内容は変わります。

 

(撮影時:キジハタ・クロダイ・メバル・タコ・マゴチ・アジ・ホウボウ)

こちらの料理はお店人気メニューで、毎日仕入れの内容が変わる為「今日はどんなお魚が食べられる?」とわくわくがとまらない一品です。新潟の地魚をメインとしているので、時には珍しいネタに出会えることも♪ もちろん日本酒との相性もバツグンなので、いろいろな魚介とのペアリングをお愉しみください。

 

今回の様子は5月10日(土)18時よりNST「スマイルスタジアム」内で放送されます!新潟県内でのみの放送となります。県外の方はYoutubeチャンネル「だいすき!にいがた!チャンネル」でご覧になれます。

 

   日   :15:00 ~ 21:00 (L.O. 20:30)