6月に入り、沖縄では早くも梅雨明けとなりました。一方で、本州では南から順に梅雨入りが進んでおり、気温も30度前後と夏のような暑さが続いています。体がまだ暑さに慣れていないこの時期は、体調管理も難しくなりがちです。今回登場する特別栽培米 五百万石 純米吟醸無濾過原酒にも使用する吉乃川農産の酒米ですが、今年の田植えは5月末に無事終了し、これからは雑草を取り除きながら、稲の成長に合わせて水の管理が行われていきます。梅雨、気温の上昇、そして台風と、自然のさまざまな変化と向き合いながら、美味しいお酒の元となるお米が大切に育てられていきます。お米づくりにおいて水の管理が重要なように、私たち人間もこれからの季節は、こまめな水分補給が欠かせません。美味しいレシピと吉乃川のお酒を楽しみながら、元気に夏を乗り切りましょう!
さて、新潟県内の料飲店にお邪魔して、吉乃川のお酒に合うおつまみを考えてもらうこのコーナー「ほろ酔いOneDish」。今回料理を作っていただくのはこのコーナーで初上陸となる胎内市の「帰ってきた親父の店 にしや」さんです。今回は特別栽培米 五百万石 純米吟醸無濾過原酒<雪室瓶囲い>に合う料理を作っていただきました!
特別栽培米 五百万石 純米吟醸無濾過原酒<雪室瓶囲い>は、吉乃川農産で栽培し、新潟県の特別栽培米の認証を取得した酒米・五百万石を使用して醸したお酒です。冬場の瓶詰後、約6ヶ月間ほど雪室の貯蔵施設で眠らせました。雪室に貯蔵したことにより、フレッシュさは残しつつもまるみを帯びやわらかく熟成され、複雑かつ豊かな日本酒の無垢な味わいに。冷やもしくはロックでお愉しみください。
今回の料理を手がけてくださったのは、「帰ってきた親父の店 にしや」さんです。店名の「親父の店」という言葉には、親父としてはまだ若い店長・横山亮さんが、「これからも長くお店を続けていけるように」という願いが込められています。「にしや」という名前は、お店がJR中条駅の西口にあることから名づけられました。店の入口にある提灯は、割烹で使われる“お椀”をモチーフにしたデザイン。文字はすべて、社長の近(ちか)さんが直筆で書いたもので、提灯だけでなく箸袋など細かいところにも使われています。料理には地元の野菜や魚をなるべく使用しており、店長の横山さんは、割烹で培った技術を惜しみなく教えてくれる気さくな人柄。実際にお店で「この料理どうやって作るの?」と聞かれることも多く、そんな距離の近さもこのお店の魅力の一つです。
今回は純米吟醸無濾過原酒<雪室瓶囲い>に合う料理ということで店長の横山さんに「豚肉の温しゃぶ」を作っていただきました。豚肉を下茹した出汁がポイントになるので捨てないように注意してください!!
それでは、さっそくレシピの紹介です!
★材料★(3人前)
・豚肉(しゃぶしゃぶ用):180g
・水:1400cc
・お酒:大さじ2
・塩:小さじ1
・鶏がらスープの素:小さじ1
・干し椎茸:1個
・めんつゆ:大さじ2強(醤油:大さじ1.5・みりん:大さじ1・昆布:4g)
・長葱:1本
・生姜スライス(厚め):2枚
・鷹の爪:1/2本
・茗荷:2本
・かいわれ:1/2パック
・赤パプリカ:適量
<バルサミコ醤油の割合>
・醤油:1.5
・バルサミコ:1
・茹で出汁:2
・はちみつ:0.5
・塩:少々
<作り方>
~豚肉を下茹でする出汁を作ります。~
1、鍋にお水をはり、干し椎茸・昆布を1時間もどします。
POINT:水の中に、干し椎茸・昆布を入れる。
2、出汁を火にかけ、塩・醤油・みりん・お酒・鶏がらスープの素・生姜・鷹の爪を入れます。
POINT:沸騰させないように!!(鍋の周りがフツフツとなってきたらOK)
3、豚肉を一枚一枚丁寧に入れてください。色が変わったらOK。ざるにあげる。
POINT:茹でるときは弱火で、お肉は一気に入れると固くなるので注意!!
4、豚肉の旨味が出た出汁を、ざるにキッチンペーパーを敷き、濾していきます。
POINT:濾した出汁は、冷蔵庫で保存すると一週間程度日持ちします。
5、付け合わせを切って盛り付けたら完成!!
POINT:今回は、バルサミコ醤油にもこの出汁を使用しています。
豚肉を出汁で茹でたことによりほんのりと味が入り、プルプルとした柔らかい食感にバルサミコ醤油をつけると爽やかな香りとほんのりと酸味が感じられます。よく冷えた純米吟醸無濾過原酒<雪室瓶囲い>のまろやかな口当たりと濃厚なうまみが、バルサミコの酸味とよく合い、しっかりとした日本酒の味わいを感じることができます。つけ合わせの長葱・茗荷・かいわれ・パプリカを巻いて食べるのもオススメです。冷房のきいた部屋で冷やしすぎた身体を、ほんのり温めてくれるぴったりなレシピです。
・豚肉の温しゃぶ 880円(税込)※期間限定
そして、もう一つお店のオススメメニューはこちら!!
・お造りの盛り合せ 5点 1,815円(税込)
※仕入れ状況や季節により内容は変わります。
(撮影時:本マグロ・熟成佐渡産サーモン・鯛・平目・真あじ)
こちらの料理は、お店おすすめのメニューで、なんと「熟成させたお刺身」が味わえます。
お刺身の熟成はあまりなじみがないかもしれませんが、今回撮影した中では「マグロ」と「佐渡産サーモン」が熟成されたものです。マグロは、ラップをせずに冷凍庫で保存する「乾燥熟成」という方法で、中心のレアな部分を使用しています。サーモンは、表面に塩を塗ってから冷凍庫で熟成させるそうです。この熟成によって、魚本来の脂がしっかりとまわり、身がやわらかくなり、よりとろけるような味わいに仕上がります。口の中に広がるまろやかな脂の風味は、純米吟醸無濾過原酒〈雪室瓶囲い〉のコクと調和し、抜群の相性を楽しめます。また、お刺身用の醤油はお店の自家製です。お酒と一緒に、熟成刺身とこだわりの醤油のマリアージュを、ぜひご堪能ください。
今回の様子は6月14日(土)18時よりNST「スマイルスタジアム」内で放送されます!新潟県内でのみの放送となります。県外の方はYoutubeチャンネル「だいすき!にいがた!チャンネル」でご覧になれます。
【住 所】新潟県胎内市西本町18-55-3
【電 話】0254-28-7251
【営業時間】
火~木・日 :17:00 ~ 22:30 (料理:L.O. 21:30 ドリンク:L.O. 22:00)
金・土・祝前日 :17:00 ~ 23:00 (料理:L.O. 22:00 ドリンク:L.O. 22:30)
【定 休 日】月曜日・第1・3・5の日曜日 ※詳しくは、HPにて確認をお願い致します。
いまの毎日を豊かにする「みなも」。
吉乃川30年ぶりの新ブランドです。
淡麗でありながらふくらみのある極みの一杯がその時をやさしく包み込みます。
「醸蔵」で造った
吉乃川のクラフトビール
よくあるご質問やキャップの開け方に関するご質問を掲載しています。
吉乃川が美味しく飲めるお店をご紹介しております。
2017~2024年に行ったフォトコンテストの作品アーカイブ集です。
吉乃川敷地内に「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」がオープンします。