吉乃川のある越後長岡は名にし負う豪雪地帯。雪は大気の塵やほこりを洗い流し、蔵を天然の冷蔵庫へと変えてくれます。雑菌を嫌い、低温管理を旨とする酒造りに大切な役割をはたしています。そして雪国では古来より、その雪を活用して野菜や魚・肉などを保存する雪室貯蔵が行われてきました。近年エコの観点から、エネルギーに対する意識が見直される中、再び注目を集めています。
吉乃川では30年以上前から、冬になると蔵の敷地内に雪室を設置して、日本酒の貯蔵を行ってきました。今年もしぼりたての純米酒をタンクごと雪で覆って貯蔵し、じっくり寝かせて雪解けとともに瓶詰めし、蔵出し致します。フレッシュな香りを残しつつ、米の旨味が十分に引き立つ、なめらかな口当たりになった純米酒をぜひお楽しみください。
11月に搾った純米酒を貯蔵タンクに入れて、そのタンクごと雪で覆って4月まで貯蔵しました。今年の米はもろみの中で溶けにくく、それを考慮して麹も造り、いつもの年よりは味をのせすぎないように酸味をきかせて、のど越しがスッキリとなるように仕上げました。特に冷やで飲むと、口の中で香りが広がったあと、スーッとキレていくのでオススメです。まるみ、旨み、酸味が三拍子そろっているお酒なので是非お楽しみください。
いまの毎日を豊かにする「みなも」。
吉乃川30年ぶりの新ブランドです。
淡麗でありながらふくらみのある極みの一杯がその時をやさしく包み込みます。
「醸蔵」で造った
吉乃川のクラフトビール
よくあるご質問やキャップの開け方に関するご質問を掲載しています。
吉乃川が美味しく飲めるお店をご紹介しております。
2017~2024年に行ったフォトコンテストの作品アーカイブ集です。
吉乃川敷地内に「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」がオープンします。