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雪中貯蔵を行いました!

2016年1月29日 | ブログ

今年も「雪中貯蔵」の時期がやってきました。

「雪中貯蔵」はその名の通り、雪でお酒を貯蔵する方法です。
豪雪地帯・長岡ならではの昔ながらの貯蔵方法で、いわば天然の冷凍庫。
昨年末から今年にかけてあまり雪が降らなかったため、無事に雪中貯蔵ができるのか
どうか心配する声もありましたが、先週末の寒波であっという間にいつもの「雪国」に。


ご覧の通り、貯蔵分の雪はらくらく確保できました。
社員一同、ほっと一安心です。

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タンクを丸ごと、ほぼ人力で埋めていきます。
春まで溶けないようしっかり固めていくため、雪は重みを増しスコップを入れる手にも
ぐっと力が入ります

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タンクに貯蔵したお酒は、先月蔵出しした「しぼりたて新酒」の原酒になります。
こうして5月中旬までの約4カ月、じっくりと低温熟成させ、
「雪中貯蔵 吟醸酒」「雪中貯蔵 純米酒」として蔵出し致します。
期間限定・数量限定で、蔵出しから1か月半ほどで売り切れてしまう人気商品です。

外気温の微妙な変化によって少しずつ味わいが変化し、しぼりたてのときとは
また違った個性が楽しめるのが特徴です。


少し汗ばむ季節に雪を思い浮かべながら呑むという、ちょっとしたタイムスリップ
シンシンと降り積もる雪の美しさや、静かで涼やかな空気…
雪国のイメージを感じながらお楽しみいただけたら幸いです。

蔵出しになりましたら再度ブログでお知らせ致します。
それまで今しばらくお待ちくださいませ。