夏場、蔵の一大イベントが本日開催されました。
そう、「初呑み切り(のみきり)」です。
「呑み切り」とは、お酒を貯蔵しているタンクの「呑み」と呼ばれる注ぎ口を開ける(切る)ことを指します。
吉乃川にある貯蔵タンクは大小合わせておよそ60本。
この時期、「呑み」を切って熟成度合いや味の変化を試飲し、貯蔵中のお酒の飲み頃時期を図るのです。
製造にかかわる部署をはじめ、「パネラー」と呼ばれる利き酒能力に優れた社員たちが、
ひとつずつお酒を吟味し酒質や特徴を書類に記入していきます。
色や光沢、香りや水面の揺らぎ方を見るため、利き酒は蛇の目の大きなぐいのみで。
みな真剣なまなざしでお酒と向き合っています。
60本以上の酒を利くので、試飲は1日がかり!
体力はもちろんのこと、集中力や判断力など神経を使うので
ふだんから酒に携わる社員でも終了後はへとへとになります。
それでも、皆様においしいお酒を届けるために呑み切りは欠かせません。
今回の「初呑み切り」で最も評価の高かった純米酒を、
「今、いちばん飲みごろの酒」ということで原酒を生詰めにして商品化いたします。
まさにタンクに眠っている味をそのまま蔵出し!!
今年はタンクNo.605の特別純米酒が選ばれました!
夏の間だけの限定商品を、是非味わってみてくださいね。
蔵出しは12日から!!
いまの毎日を豊かにする「みなも」。
吉乃川30年ぶりの新ブランドです。
淡麗でありながらふくらみのある極みの一杯がその時をやさしく包み込みます。
「醸蔵」で造った
吉乃川のクラフトビール
よくあるご質問やキャップの開け方に関するご質問を掲載しています。
吉乃川が美味しく飲めるお店をご紹介しております。
2017~2024年に行ったフォトコンテストの作品アーカイブ集です。
吉乃川敷地内に「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」がオープンします。