年に一度の重要な行事「初呑み切り」が開催されました!
「呑み切り」とは、お酒を貯蔵しているタンクの「呑み」と呼ばれる注ぎ口を開ける(切る)ことを指します。
大小合わせて80本以上あるタンク一本一本からお酒を抜いて、状態をチェックします。
毎年、この時期にお酒の味わいや香り、熟成具合など全体のバランスをタンクごとに確認することで
そのタンクに入っているお酒の飲み頃時期を図るのです。
製造にかかわる部署をはじめ、「パネラー」と呼ばれる利き酒能力に優れた社員たちが、
ひとつずつお酒を吟味し酒質や特徴を書類に記入していきます。
多くのタンクに貯蔵してあるお酒の味をひとつひとつみるので、時間と労力がかかります。
利き酒は蛇の目の大きなぐいのみを使用します。
このぐいのみの蛇の目の模様の白い部分で日本酒の「透明度」をチェックし、
青い部分で日本酒の「光沢」をチェックするのです。その他にも、香りや水面の揺らぎ方などをみています。
みな真剣なまなざしでお酒と向き合っています。
量が多いので、試飲は1日がかり!
毎回飲み込んでいたらあっという間に酔っぱらってしまうので
少しだけ口に含み、味を確かめたら吐器に出します
皆様においしいお酒を届けるためには「呑み切り」は欠かせない行事で
評価も真剣そのものです
そして今回の「初呑み切り」で最も評価の高かった純米酒を、
「今、いちばん飲みごろの酒」ということで商品化いたします。
原酒生詰なので、まさにタンクに眠っている味をそのまま蔵出し!!
今年は タンク No.509 の特別純米酒が選ばれました!
夏の間だけの限定商品を、是非味わってみてくださいね。
蔵出しは7月13日(月)から!!
製品名:吉乃川 呑み切り 特別純米原酒生詰
容量 :720ml
アルコール分:17度
精米歩合 :60%
参考小売価格:1,350円(税込 1,485円)
いまの毎日を豊かにする「みなも」。
吉乃川30年ぶりの新ブランドです。
淡麗でありながらふくらみのある極みの一杯がその時をやさしく包み込みます。
「醸蔵」で造った
吉乃川のクラフトビール
よくあるご質問やキャップの開け方に関するご質問を掲載しています。
吉乃川が美味しく飲めるお店をご紹介しております。
2017~2024年に行ったフォトコンテストの作品アーカイブ集です。
吉乃川敷地内に「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」がオープンします。