第63回【居酒屋かつ彦】× 特別栽培米五百万石純米吟醸無濾過原酒しぼりたて

2023年12月9日｜ほろ酔いOneDish

今年もあと１ヶ月を切りました。新潟長岡ではあちらこちらで庭の木々に囲いをしたり、車のタイヤを交換したりと、冬支度も整えて、あとは雪が降るのを待つのみ。積雪は毎年のことではありますが生活面では大変です。そんな雪は「越後の寒造り」では重要なポイントでもあるので複雑な心境です。蔵の構内ではすでに米の蒸気がたちこめており、仕込みは本格稼働しております。杜氏をはじめとする蔵人たちも「美味しいお酒」を届けるために厳しい条件の中、吉乃川の想いを込めて頑張っています。お世話になった方へのご挨拶や年末年始のお酒には吉乃川をぜひ。お時間があれば醸蔵にもお立ち寄りください！

さて、新潟県内の料飲店にお邪魔して、吉乃川のお酒に合うおつまみを考えてもらうこのコーナー「ほろ酔いOneDish」。今年最後のほろ酔いOnedishは吉乃川の地元長岡市にあります「居酒屋かつ彦」さんで「特別栽培米五百万石純米吟醸無濾過原酒＜しぼりたて＞」に合う料理を作っていただきました！

今回のお酒は「蔵元が米を作るからには、そのこだわりぬいた米でうまいお酒を造りたい」という思いから生まれた一本。吉乃川農産が栽培し「新潟県特別栽培農産物認証」受けた五百万石を使用した特別栽培米シリーズの第一弾「特別栽培米五百万石純米吟醸無濾過原酒＜しぼりたて＞」です。濾過せず原酒のまま瓶詰めしてますので、しぼりたてのフレッシュさと日本酒の無垢な味わいが楽しめます。このシリーズは３月には低温瓶囲い、６月には雪室瓶囲いとして発売となります。今回の＜しぼりたて＞の貯蔵方法を変え、時間の経過とともに味わいの変化を愉しめるお酒となっております。まずは、第一弾のしぼりたてをご堪能下さい。

今年のほろ酔いOneDishの“トリ”となります「居酒屋かつ彦」さんですが、２０２２年１月に長岡市神田にオープンした居酒屋さんです。店主の青木勝彦さんは、地元の方がゆっくりと集える場所を作りたいという想いで、この場所にお店を構えました。アットホームな雰囲気の中でご近所の方やお知り合い同士で、はたまた家族連れでもゆったりと食事を楽しむことができます。ランチ営業もされてますのでぜひ行ってみてください。

そんな「居酒屋かつ彦」さんから、今回ご紹介いただいた料理は「新潟県産越の鶏から揚げ　モモ＆ムネ」です！

それでは、さっそくレシピの紹介です！

レシピはこちら　↓

★材料★（７～８個分）

　・鶏肉（モモ＆ムネ）：約２００ｇ

　・塩こうじ：大さじ４　※液体塩こうじを使用

　・酒：大さじ３

　・米酢：大さじ３　※穀物酢でもOK

　・砂糖：大さじ１

　・おろし生姜：大さじ１

　・小麦粉：適量

　・片栗粉：適量

　※小麦粉と片栗粉は、１：１の割合にして下さい。

★レシピ★

１.鶏肉（モモ＆ムネ）を一口サイズ位に切ります。

２.塩麹・お酒・米酢・砂糖・おろし生姜を入れてよくもみ、冷蔵庫で一晩寝かせます。

３.小麦粉と片栗粉を１：１の割合で混ぜ、一晩寝かせた鶏肉に衣を付けます。

４.約１６０度の中温の油で約４分くらい揚げます。油は少し多めがオススメです。

５.完成～

「越の鶏」は身がしっかりしてうまみがある鶏肉で、塩こうじに漬けることにより、よりジューシーでコクのある味わいになります。唐揚げにかけるものといえば定番はレモン汁ですが、その他にも店長青木さんがオススメするのはチリペッパー系のスパイスである「ケイジャンシーズニング」。いつもとは異なるワンランク上の味わいに変身します。純米吟醸無濾過原酒＜しぼりたて＞との相性も良く、香り高いフレッシュで濃醇なお酒が、原酒と思わせないほどスッキリ感が増し、最高のペアリングとなります。ちなみに青木さんは「ムネ派」、奥様は「モモ派」とのことで、それぞれの好みに応じて唐揚げを楽しむことができます。ぜひ、お店でしっとりから揚げと純米吟醸無濾過原酒＜しぼりたて＞のペアリングをお試しください。

今年も１年、ほろ酔いOneDishをありがとうございました。来年もみなさまに素敵なお店と季節の美味しい吉乃川のお酒をご紹介してまいります。みなさまを素敵な笑顔にできるように「ほろ酔いOneDish」と「うまいお酒はヨシノガワ」、来年も頑張っていきます！宜しくお願いいたします！

今回ご紹介したメニューは「居酒屋かつ彦」さんで食べることができますよ！

・「新潟県産越の鶏から揚げ　モモ＆ムネ」　

　２ヶ・・・３５０円（税込）

　４ヶ・・・６４０円（税込）

　６ヶ・・・８６０円（税込）

オススメメニュー

・サーモン味噌漬け　１,１８０円（税込）