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本日、初呑み切りが行われました!

2019年7月2日 | ブログ

本日、昌和蔵では夏の蔵一大行事「初呑み切り」が開催されました!

 

「呑み切り」とは、お酒を貯蔵しているタンクの「呑み」と呼ばれる注ぎ口を開ける(切る)ことを指します。

 

大小合わせて60本以上あるタンク一本一本からお酒を抜いて、状態をチェックします。

 

毎年、この時期にお酒の味わいや香り、熟成具合など全体のバランスをタンクごとに確認することで

そのタンクに入っているお酒の飲み頃時期を図るのです。

 

製造にかかわる部署をはじめ、「パネラー」と呼ばれる利き酒能力に優れた社員たちが、

ひとつずつお酒を吟味し酒質や特徴を書類に記入していきます。

多くのタンクに貯蔵してあるお酒の味をひとつひとつみるので、時間と労力がかかります。

 

 

利き酒は蛇の目の大きなぐいのみを使用します。

このぐいのみの蛇の目の模様の白い部分で日本酒の「透明度」をチェックし、
青い部分で日本酒の「光沢」をチェックするのです。その他にも、香りや水面の揺らぎ方などをみています。

 

 

 

 

みな真剣なまなざしでお酒と向き合っています。

量が多いので、試飲は1日がかり!

毎回飲み込んでいたらあっという間に酔っぱらってしまうので

少しだけ口に含み、味を確かめたら吐器に出します

皆様においしいお酒を届けるためには「呑み切り」は欠かせない行事で

評価も真剣そのものです

 

そして今回の「初呑み切り」で最も評価の高かった純米酒を、

「今、いちばん飲みごろの酒」ということで商品化いたします。

原酒生詰なので、まさにタンクに眠っている味をそのまま蔵出し!!

今年はタンク No.511 の特別純米酒が選ばれました!

夏の間だけの限定商品を、是非味わってみてくださいね。

蔵出しは7月12日(金)から!!

製品名:吉乃川 呑み切り 特別純米原酒生詰
容量 :720ml
アルコール分:17度
精米歩合  :60%
参考小売価格:1,350円(税込 1,458円)