コシヒカリにごり酒2023


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吉乃川農産が栽培した魚沼産コシヒカリ。

吉乃川が持つ農業法人「吉乃川農産㈱」では、長岡市内だけでなく、魚沼地域に属する小千谷市にも田んぼがあり、お米を栽培しています。ここで育てるのは酒米ではなくコシヒカリです。水が豊富できれい、もとの土壌が肥沃、昼夜の寒暖差がある、など米作りの好条件を揃えている魚沼地域は、日本一の食用米と名高い魚沼産コシヒカリの産地となっています。また、吉乃川が栽培するコシヒカリは農薬・化学肥料を地域慣行の５０％以上減らして作られた新潟県認証の特別栽培米になります。

吉乃川ではこの自社で栽培した魚沼産コシヒカリを食用で販売するのではなく、贅沢にもお酒の原料米として使おうと考えました。しかも、せっかくなら米由来の複雑な旨みが存分に味わえるように、にごり酒に使おうと決めました。　　　　　　

魚沼産コシヒカリのナチュラルな美味しさを。

保存料や甘味料を一切使用せず、米こうじ由来のナチュラルな旨みや甘味が堪能できる純米にごり酒に仕上がりました。冷やして飲むのはもちろんオン・ザ・ロックやホットでも美味しくいただけます。

長岡テロワール

藤野杜氏より

食用米で仕込むとお米が溶けすぎてしまい雑味が出やすくなるので、その辺を気を付けながら仕込みました。力強い麴をつくって米の旨みを残すような造りを心がけました。

昨年より甘めに仕上げようと思っていたので、狙い通りに甘すぎず、スッキリしたお酒になりました。

飲み方としては冷やして飲むとスッキリとした甘みが残りますし、少し温めて飲むと甘みにふくらみが出て旨みに変わって和らぐようなお酒になります。食後のデザート感覚で飲んでいただくと、まったりリラックスできるのではないかと思います。