第46回【居酒屋響】× のみごろ純米　呑み切り

2022年7月9日｜ほろ酔いOneDish

先月6月２８日に新潟県を含む北陸地方の「梅雨明け」が発表されました。この時期こんなに暑かったかな？っと思うほど気温も上昇！そんな日は、冷蔵庫でキリッと冷やして夏のお酒を楽しみましょう！和らぎ水も忘れずに！！

さて、新潟県内の料飲店にお邪魔して、吉乃川のお酒に合うおつまみを考えてもらうこのコーナー「ほろ酔いOneDish」。今月のお店は、魚沼市小出島にあります「居酒屋響」さんです。初夏の限定酒「のみごろ純米呑み切り」に合う料理を作っていただきました！アレを２日間漬けて待つだけ。では、まずはお酒のご紹介から・・・

そもそも『呑み切り』とは・・・

『呑み切り』はもともとお酒の劣化や熟成具合を蔵元と杜氏、蔵人みんなで確認する行事でした。お酒を貯蔵しているタンクの「呑み」と呼ばれる注ぎ口を開ける（切る）ことが語源になっています。今は杜氏の藤野がチャレンジした新しいタイプの仕込みの出来具合を確認する場にもなっており、昔からの伝統を継承しつつ、新しい挑戦をしている吉乃川の姿がここに垣間見れます。

今回のお酒「のみごろ純米呑み切り」は、その『呑み切り』で一番評価の高かった純米酒をタンクに貯蔵してあるそのままの状態を楽しんでいただきたいと生詰めしたお酒です。

そして料理をご紹介してくれる居酒屋響さんは２００６年にオープンした、お一人様から家族連れまで幅広いお客さまが楽しめるお店です。メニューも豊富で当日の仕入れによって日々オススメが変わり、パスタやピザといった和だけでなく洋の料理も提供しています。前日予約が必要な「メガ盛りパフェ（２０人前）」も気になるところです！！

今回は代表の星野泰裕さんに料理をご紹介いただきました。星野さんは１８歳から東京で修行をし、その後ご両親のお店を今の場所に移転しリニューアルオープンされ、この度息子さんがご結婚されるそうです！おめでとうございます！

今回のお酒に合わせる料理は「もちぶた西京焼き」です！２日間（４８時間）漬けこめばできる今回の純米酒にピッタリのお手軽料理です！

レシピはこちら　↓

★材料★（２人前）

・もちぶた（ロース）：２枚（１枚　２５０g）

・西京味噌：３００ｇ

・酒：２０㏄

・本みりん：２０㏄

・砂糖：３０ｇ

★レシピ★

１.西京味噌に酒・本みりん・砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。

　甘めなタイプがお好きな方は、本みりん・砂糖を多めにしてください。　　

２.混ぜ合わせた味噌をバットにのばして、その上にもちぶたを２枚並べます。さらにもちぶたの上に味噌を塗り、ラップをして冷蔵庫で２日間（４８時間）寝かせます。

３.冷蔵庫で２日間（４８時間）寝かすと、水分が出て味噌が染み込み、もちぶたがピンク色から紅色に変化します。

４.流水でもちぶたの味噌を洗い流し、キッチンペーパーでもちぶたの水分を取ります。

６.フライパンにサラダ油をひいて、中火でしっかり焼いていきます。

７.盛り付けて完成‼つけあわせはお好みで・・・

４８時間じっくり漬け込んで、全体に味噌が染み込んだもちぶたは噛めば噛むほど甘い脂身とコクが口に広がります。そこにフルーティーな香りと味噌に負けない濃醇な味わいののみごろ純米呑み切りを流し込めば西京焼きだけに、最強のマッチングです！！お肉を漬けるだけの簡単レシピですので、ぜひおウチで作ってみてくださいね！

そして今回、居酒屋響さんの７月限定メニュー「八色しいたけと海老と帆立のかきあげ」とお店イチオシの「お刺身の盛り合わせ」も作っていただきました！