これまでも、これからも。吉乃川VISION

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第4回 製造部 製品課 長井朱美 たゆまず、厳しく、心を込めて。

製品課ではどのような仕事をしていますか?

瓶詰め工場の「上組(かみぐみ)蔵」で、主に製品の検査業務を担当してきました。
子どもが小さい頃はパート勤務で、後にフルタイムで働くようになって。ことしで勤続25年になります。

瓶詰めの工程は機械化されていて、途中で何度もセンサーを通って検査されるのですが、「最後は人の目」。機械任せにはしません。ラインを流れてくる製品の背後から照明を当てて、瓶に傷や割れがないか、異物が混入していないか、ラベルがはがれたり曲がったりしていないかなど、私たちが目視で再度入念にチェックします。

仕事をする上で大切にしていることは?

自分が最終確認したものが、お客さまの元へ出荷されるのですから、責任重大です。
とっくり型、カップ、四合瓶、一升瓶と、製品によって瓶の形・色はさまざまあり、ラインに載って動いているものを、もれなく見て判断するのは神経を使います。

でも、安全安心の製品をお届けするための大事な仕事。
酒造りに直接関わるわけではないのですが、私たちも吉乃川のお酒をつくる一員という心構えで、検査に徹しています。

集中力を欠くことのないように、検査業務は1時間で別の人と交代します。だから一緒に働く仲間との連携や助け合いがすごく大切。チームワーク良くスムーズに1日を終えられると、達成感があります。

製品の細部まで目配りする役目なのですね。

検査業務のほかに、蔵元直送の宅配便や輸出用の荷造り、特別な仕上げ包装なども私たちの仕事です。
例えば「特別純米 摂田屋」というお酒は、吉乃川のある摂田屋地区の散策絵図を包装紙にして1本ずつ手作業で包みますし、年末に蔵出しになる数量限定の「純米大吟醸 昌和蔵」は、ラベルや栓の上から貼る封紙も手で貼ります。

日本酒は、米を作るところから始まって、たくさんの人が手を掛けてようやく製品になるもの。皆の苦労や思いが詰まっている。そのことを心に留め、自分の仕事をしっかりやり遂げたいと思います。
「さぁ、お客さまのところへ行って、おいしく飲んでもらいなさいね」って、いつもそんな気持ちを込めて、製品を送り出しています。

吉乃川VISION バックナンバー

  • 第1回 代表取締役社長 峰政祐己
  • 第2回 杜氏 中川正義
  • 第3回 営業課 横山将平
  • 第4回 製造部 製品課 長井朱美
  • 第5回 品質保証部 部長 大石克夫
  • 第6回 製造部 調合課 細貝 僚