これまでも、これからも。吉乃川VISION

これまでも、これからも。吉乃川VISION

第11回 営業本部長 山谷 均 愛される地酒の魅力を国内外へ。

入社以来30年余り、
営業一筋に歩んで来られました。

新潟最古の酒蔵である吉乃川は、470年にわたってずっと食文化を売ってきたのだと思います。お酒は食文化のひとつです。フランス料理に合わせてワインがあるように、和食があって日本酒があり、新潟の食文化に応じて吉乃川のお酒がある。

だから、われわれ営業の仕事の根本は、新潟の豊かな食の文化を伝えてゆくことだととらえています。地元新潟はもちろんのこと、全国へ、海外へと発信していける。これはとても楽しい仕事です。

内外に発信していける吉乃川の魅力とは?

吉乃川を表すキーワードは「いつものうまい酒」です。どの銘柄も当たり前に、いつ飲んでもおいしいんですよね、うちの酒は。すーっと切れ味が良く、飲んでまた一杯と自然と手が出るようなお酒が伝統です。

私たち酒造会社の営業が普段接するのは問屋さんや酒販店、飲食店などですが、「にいがた酒の陣」や試飲販売会で、実際に飲んでいるお客さまと直接お話しする機会もあります。「吉乃川を飲むと、ほっとするね」と皆さんが言ってくださる。地酒として地元で長く愛され、新潟の食文化とともにあるお酒なのだと思います。

たまたま飲みに行ったお店で、「吉乃川をちょうだい」と注文の声を耳にすると、やっぱりうれしいものです。数あるお酒の中から日本酒を、それも吉乃川を指名してくださるのですから。 いつもおいしい「安心ブランド」としての吉乃川を、多くの方に認知してもらえるようにアピールしていけたらと思います。

日本酒のお勧めの楽しみ方を
ひとつ挙げるとしたら?

寒くなるこれからの季節なら、お酒をじっくり温めて楽しむ「お燗(かん)」をお勧めしたいです。ちょっと手間はかかるけれども、お湯を張った鍋などにとっくりを入れて湯せんで温めるのが一番うまい。“お燗をつける“というのを広めたいですね。温度はお好みですが、個人的には「厳選辛口 吉乃川」の、少し熱めの50℃くらいの熱燗がおいしいなと思います。

日本酒には多種多様な味わいがあり、楽しみがあります。まだ飲んでいない方々を含め、いろいろな形で日本酒の魅力とおいしさを、きちんと伝えていきたいです。

吉乃川VISION バックナンバー

  • 第1回 代表取締役社長 峰政祐己
  • 第2回 杜氏 中川正義
  • 第3回 営業課 横山将平
  • 第4回 製造部 製品課 長井朱美
  • 第5回 品質保証部 部長 大石克夫
  • 第6回 製造部 調合課 細貝 僚
  • 第7回 環境施設課 家老 隆
  • 第8回 農産部 部長  甲野 惠一
  • 第9回 杜氏 藤野正次
  • 第10回 中越酵母工業 研究開発室 遣水潤
  • 第11回 営業本部長 山谷 均