これまでも、これからも。吉乃川VISION

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第5回 品質保証部 部長 大石克夫 信頼の「いつもの酒」を間違いなく。

品質保証とは、どんな仕事ですか。

お客様の立場で客観的に、吉乃川の製造現場や製品を見ることが仕事です。
酒造りも食品製造ですから、製品の安全は全てに優先します。ちゃんとルール通りの手順で製造されているか。製品の安全が確保されているか。原料調達から製造・出荷まで、これらが日々きちんと行われているかを監視し、俯瞰してものを見ることを心掛けています。

酒蔵で、お酒の成分値や発酵具合を検査・確認する品質管理部署のほかに、品質保証部があるのは珍しいと思います。
2010年の部署開設と同時にこの仕事に就いて7年になりますが、幅広い知識が必要とされるので常に勉強は欠かせません。

日ごろ心掛けていることは?

謙虚にものを見ること、お客さまの目線で考えることです。
過去の経験はあまり信用せず、ありのままの今の状況を見て判断するようにしています。

私も酒造りや製品の部門にいましたので、製造部の皆が実直に頑張っているのはよく分かります。ですが、毎日のことで、もしかしたら慣れて気付かないうちに変わっていることがあるかもしれない。また、製造業ですから非効率なことは避けなければいけません。それが、わずかでも製品に危害を及ぼす恐れがないか。うるさいでしょうが、製造現場や記録を細かく見て、問題があれば指摘して改善を指示します。

文字通り、吉乃川の品質を、
責任を持って保証する仕事です。

最終的に製品を市場に出してもよいかどうかの判断を任されている。それだけ責任は重いです。
「食の安全安心」とよく言われます。「安全」は社内で体制を整え実行することで確保できますが、「安心」はお客さまとの信頼関係があって初めて生まれるものです。
私たち製造者ができるのは、安全で間違いのない製品をお届けし続けることしかありません。それが、「いつものうまい酒」という評価と信頼につながるのだと思います。

それぞれの仕事が安全安心につながり、製品への確かな信頼として返ってくるということ。社員全員に、品質保証への理解をより深めてもらいたい。社内で活動を進める人材の育成にも、力を入れていきたいです。

吉乃川VISION バックナンバー

  • 第1回 代表取締役社長 峰政祐己
  • 第2回 杜氏 中川正義
  • 第3回 営業課 横山将平
  • 第4回 製造部 製品課 長井朱美
  • 第5回 品質保証部 部長 大石克夫
  • 第6回 製造部 調合課 細貝 僚
  • 第7回 環境施設課 家老 隆